ベルギー2部ロンメルへの移籍が決まったJ1横浜FCのFW斉藤光毅(19)が12日、オンラインで会見し、率直な心境を語った。

 来年1月の加入を前に「いろんな思いがあるんですけど、楽しみなのと〝やってやろう〟という気持ちが強いです」とし「同世代で海外で活躍する選手もいて危機感もあった。海外挑戦が決まってうれしく思う」と、スペイン1部ビリャレアルで活躍する日本代表MF久保建英(19)の存在に刺激を受けたという。

 海外進出に向けてクラブに所属する元日本代表FW三浦知良(53)や同MF中村俊輔(42)らレジェンドたちにも相談した。「プレーの面やプレー外のこと、全部の面でアドバイスをいただいた。言動一つひとつが自分にとって学ぶべきもの。今後に生かしていきたい」と感謝した。

 ロンメルは2部ながらもマンチェスター・シティー(イングランド)と同じ英シティー・フットボールクラブの傘下。活躍すれば一気にビッグクラブへの転出も可能となる。「今後はベルギーで試合に出て活躍し、結果を残して、マンチェスター・シティーで活躍したいという気持ちは強いです」と今後をイメージしていた。

 その上で「欧州チャンピオンズリーグの決勝で点を決める。日本の顔になるのが目標です」と力を込めた。「最終的にそうなれればいいと思っています。バーンと(ビッグクラブに)行ければいいんですけど…努力をしていきたい」と語り、さらなる成長と、活躍を誓っていた。