人気アニメ「おジャ魔女どれみ」の20周年を記念した映画「魔女見習いをさがして」(佐藤順一監督)の公開舞台あいさつが14日、都内で行われ、声優を務めた森川葵(25)松井玲奈(29)百田夏菜子(26)三浦翔平(32)らが登壇した。年齢も性格も違う3人の主人公のソラ・ミレ・レイカが運命的に出会い、「おジャ魔女どれみ」のゆかりの地をめぐり、かけがえのない時間を過ごすストーリー。

ソラ役の森川は「大人になり現実が見えすぎて疲れた時、この作品やどれみちゃんたちに、縛られなくていいんだと、もっと自由に楽しく生きていいんじゃないかと言われている気がします。みんながハッピーになれる作品」。ミレ役の松井は「台本を読み、ずっと会いたかった作品だと思った。アフレコに臨み、映画を見て、どれみがいて本当にうれしいと思った」と感極まって泣きだし、「あっ、また、ネットニュースにたたかれてしまう」と弁明しながらも「どれみちゃんが心の支えでした。つらい時に抱き締めてくれる作品です」と語った。

レイカ役の百田は「この日が来てくれてうれしい。(ももクロ)メンバーから早速、チケットをくれと言われていますが、自分で買ってくれと言ってます。私はこの作品に迷い込んでいて、一生この作品の中にいたいと思います」。旅の道中で3人と出会う大学生役の三浦は「やっと公開されてうれしい。これからも、もっと多くの人に見てほしいので、感想を家族や友だちに伝えてください」と話した。

舞台あいさつでは、「あなたにとって“おジャ魔女どれみ”とは?」という質問にそれぞれ回答した。森川は「人生の楽しみを教えてくれた作品」、松井は「共通言語」、百田は「はじめまして」、三浦は「思い出」。どれみ役の千葉千恵巳は「つながり」と答え「この作品でたくさんのスタッフと出会えた。キャストとも仲がよく感謝しています」と語った。