16日に行われた女子プロレス「アイスリボン」と「アクトレスガールズ」の合同興行(東京・後楽園ホール)で、AWGシングル王者・高瀬みゆきが藤田あかね(33)を下し、5度目の防衛に成功した。

 試合はバチバチの打撃戦でスタート。パワーで勝る藤田にタックルで押し込まれるも、ラリアートの連発で応戦した。エルボー合戦からのチョップ合戦では大きな音を響き渡らせ、場内から大拍手が湧き起こる。藤田の強烈な頭突きでフラフラになる場面もあったが、最後は必殺のえびす落としで3カウントを奪った。

 バックステージでは「チョップと頭突きが痛かった…。まだまだ内に力を秘めているのではと思うような選手」と疲労困ぱいの様子で振り返った。合同興行で防衛したことに関しては「アイスリボンさんのファンの前でできたことには意味がある。藤田あかね選手に勝ったチャンピオンとして、これからもアクトレスガールズのプロレスを見せられるように頑張りたい」と語り、決意を改めた。