派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われ、1審で懲役5年の判決を受けた元俳優新井浩文(本名・朴慶培)被告(41)の控訴審判決公判(細田啓介裁判長)が17日、東京高裁で開かれ、細田裁判長は、1審判決を破棄し、懲役4年の実刑を言い渡した。

10月12日の控訴審初公判で弁護側は1審判決を「事実誤認があり量刑は不当」とあらためて無罪を主張、検察側は控訴棄却を求め、即日結審していた。

新井被告は1審判決後、女性との間で慰謝料支払いを含む和解が成立している。新井被告は出廷しなかった。