大日本プロレス17日の東京・後楽園ホール大会で、関本大介(39)が橋本大地(28)、神谷英慶(28)と組み、BJW認定世界ストロングヘビー級王者・岡林裕二(38)、浜亮太(40)、中之上靖文(34)組と6人タッグで激突した。

 23日のエディオンアリーナ大阪・第1競技場大会で岡林の王座に挑戦する関本。2人の前哨対決は、序盤からバチバチの展開となる。互いに先発するとタックル合戦で一歩も引かない。

 終盤、アルゼンチン・バックブリーカーのかけ合いから、岡林のパワースラム、ブレーンバスターで追い込まれたが、ラリアート、延髄斬りとつなぎ、最後は滞空時間の長いジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。

 バックステージでは「やっぱり力が強い」と岡林のパワーを認めつつ「ここで負けられない。これで大阪も同じ結果でしょ。俺が勝ってストロングヘビー、返り咲きます」と力強く語り控室へ。アブドーラ小林(44)とのタッグでエントリーした全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(18日、東京・新宿フェイスで開幕)に向けても弾みをつけた。