韓国の男性7人組ヒップホップグループ、BTS(防弾少年団)が20日、新アルバム「BE」をリリースし、オンラインでグローバル記者会見を行った。

今回のアルバムは、メンバーが音楽、コンセプト、構成、デザインまで制作全般に参加した。

音楽プロジェクトマネジャーを務めたJIMIN(25)は、「大きな役割をしたというわけでなく、メンバーの意見を集めて、会社に送ったり、簡単な役割をしてきた」と謙遜。

製作にあたり、メンバー間で話し合い、キーワードを「Life Goes On」に決定したという。その上で「単語の意味自体が、大変オープンな意味を与える。たくさんの話を盛り込みたかった今回のアルバムに大変ふさわしい」と考え、タイトルを「BE」に決定したと明かした。

リーダーのRM(26)は収録曲「Life Goes On」を「どのような状況があっても、人生はそれでも続いていくというテーマをこめた曲」とした。「重みはあるが同時に、柔らかいソフトな真剣なメッセージを盛り込んでいる。それでも人生はつづいていく。ありきたりでもあるが、僕たちならではの温かい感じで表現した」と思いを口にした。

JIN(27)は「今年、コロナでみんなが止まってしまった。とても惑わされて、むなしい日々を過ごしたと思いますが、この胸苦しくて、やるせない感情もしますが、今回のアルバムはその感情を率直に盛り込んだものです」と語った。その上で「憂鬱(ゆううつ)な曲だけでなく、そのような雰囲気を僕たちならではのスタイルで解釈して、盛り上がる曲もある。世界が止まっているように見えても、人生は続くので、みんなが幸せを探せたらと思います。皆さん頑張りましょう」と笑顔で話した。

この日は、肩の手術を受け、治療中のSUGA(27)をのぞく6人で会見に出席した。