広島は26日、新たな外国人選手としてカイル・バード投手(27=レンジャーズ3A)と契約金1040万円、年俸4100万円で契約したことを発表した。主にリリーフとしてマイナー通算214試合で防御率は2・66をマーク。今季はコロナ禍によりマイナーリーグの開催がなかったため公式戦の登板はないが、2019年にはメジャー昇格も経験した。

 左腕は球団を通じて「私の目標はチームのために自分ができることのすべてを出し切り、広島の街とファンの皆様に優勝を届けることです」とコメント。今季苦しんだ投手陣の新たな戦力として期待される。

 また、テイラー・スコット投手(28)と年俸2080万円で再契約したことも決定。1年目の今季は守護神でスタートしたものの振るわず、シーズン後半からは先発転向で新たな適性を発揮した。一方、在籍6年間で57勝を挙げ3連覇に貢献したクリス・ジョンソン投手(36)および今季加入したホセ・ピレラ外野手(31)と来季の契約を結ばないことも発表された。

  (金額は推定)