29日、毒島誠の優勝で幕を下ろしたボートレース蒲郡のSG「第23回チャレンジカップ」――。これをもって2020年の〝マネーバトル〟も一旦、区切りをつけ、12月15日から東京・ボートレース平和島で開催されるSG「第35回グランプリ」の出場選手18人が決定した。

 今大会の5日目(28日)終了時点で獲得賞金ランク15位の井口佳典(三重=43)までが当確となり、残る3枠を西山貴浩(福岡=33)、前本泰和(広島=48)、守田俊介(滋賀=45)、原田幸哉(長崎=45)と、優勝戦に進出した岡崎恭裕(福岡=33)、稲田浩二(兵庫=35)、久田敏之(群馬=39)で争う展開となっていた。

 最終日(29日)8R「特別選抜戦B」で前本が6着に敗れ、西山が「特別選抜戦A」を完走し、ひと足早く念願のGP初出場を確定。やはり18強入りへ10Rで1着条件だった原田は4着に敗れて、願いはかなわなかった。

 これで岡崎は優勝戦3着以上。久田、稲田は優勝条件でGP出場が決まる大一番。岡崎が2着を確保し、2年ぶりのGP出場が決定。前本もかろううじて18位に残り、ベスト18が出揃った。

 一方、チャレンジCで優勝した毒島誠(群馬=36)は賞金1億3160万円とし、2位に浮上。トライアル2nd1号艇を獲得した。

 また、〝王者〟松井繁(大阪=51)も2017年・第32回大会以来、3年ぶりのGPカムバックを決めた。


 グランプリ出場選手は次の通り。

 1位・峰 竜太(佐賀=35)
 2位・毒島 誠(群馬=36)
 3位・吉川元浩(兵庫=48)
 4位・篠崎仁志(福岡=32)
 5位・深谷知博(静岡=32)
 6位・寺田 祥(山口=42)

 ここまでがトライアル2ndから出場。

 7位・菊地孝平(静岡=42)
 8位・瓜生正義(福岡=44)
 9位・白井英治(山口=44)
10位・徳増秀樹(静岡=45)
11位・平本真之(愛知=36)
12位・新田雄史(三重=35)
13位・茅原悠紀(岡山=33)
14位・松井 繁(大阪=51)
15位・井口佳典(三重=43)
16位・岡崎恭裕(福岡=33)
17位・西山貴浩(福岡=33)
18位・前本泰和(広島=48)