女優の桜井日奈子(23)が30日、都内で行われたミュージカル「セブンティーン・アゲイン」の制作発表に登場した。

 日米で2009年に公開された、同名の米コメディー映画がミュージカル化される。負け組の35歳男(竹内)がバスケットボールのスター選手だった17歳の姿に戻り、人生をやり直そうと奮起する物語。

 竹内の娘役を演じる桜井は、実生活で自身の父と距離があった過去を告白。父とは「中学から高校を卒業するまでしゃべれなくて。何か(イヤなことを)されたわけでもないけど。口を利けなくなって」と、多感な思春期があったという。帰宅して「お帰り」と言われても、スルーしていたそうだ。

 大人になり「親のありがたみを感じて。今は一緒にカラオケに行ったりして仲がいい」とほほ笑んだ。

 ミュージカルは来年5月16日~6月6日に東京建物ブリリアホールほか、4都市公演。