【テキサス州ヒューストン11日(日本時間12日)発】ゴルフのメジャー「全米女子オープン」(チャンピオンズGCサイプレスクリークコース、ジャックラビットコース=ともにパー71)2日目、1打差の2位から出た渋野日向子(22=サントリー)はジャックラビットコースを6バーディー、2ボギーの67で回って通算7アンダーまで伸ばし、3打差の首位に立った。

 午後からの雷雨予報のため当初よりスタートが1時間20分早められたこの日、渋野は1番パー5で奥から5メートルを決めてバーディー発進する。

 6番でもバーディーを奪い、8番ではボギーを叩き、続く9番パー5は取れなかったものの、10番パー5では4メートルのバーディーパットをきっちり沈めた。

 12、15番でも伸ばして通算7アンダーとすると2位に3打差をつけて独走態勢。16番パー3でカラーから3パットのボギーを叩いたものの、17番では3メートルのバーディーパットを沈めてバウンスバック。堂々の単独首位で決勝ラウンドに進むことになった。

「自分じゃないみたいで、正直この結果に驚いてます」と話した渋野が、昨年の「AIG全英女子オープン」に続くメジャー2勝目に向けて決勝ラウンドでどんなプレーを見せてくれるかが楽しみだ。