米歌手テイラー・スウィフト(30)が11日、9作目となる新アルバム「Evermore(エヴァーモア)」をサプライズリリースした。13日に31歳を迎えるスウィフトは、7月に前作「Folklore(フォークロア)」をリリースしたばかりで、わずか5カ月で立て続けにアルバムを制作したことについて、「曲を書くのを止められなかったの。もっと詩的に言うなら、フォークロアの森の淵に立っていて、2つの選択肢があった。このまま引き返すか、音楽の森をより深く旅するかという。それで私たちはもっと深く森に入ることを選んだの」とSNSで語っている。

同アルバムには2017年から交際している恋人で俳優のジョー・アルウィンもウィリアム・バウリー(WB)のアーティスト名で収録曲3曲の制作に関わっていたことも判明。共作者の名前の中にWBのイニシャルが並んでいるが、うち2曲が失恋をテーマにした曲であることがファンの間で話題になっている。

新型コロナウイルスによるパンデミックで外出禁止令が出された時は一緒に古い映画を見て過ごしたことを明かしていただけに、「映画見ながら疑似体験していたの?」という書き込みも。また、それに加えてファンをざわつかせているのが、収録曲「Willow」のミュージックビデオでスウィフトが着用していたレースが施されたオフホワイトのドレス。これを見た多くのファンが、「まるでウエディングドレスみたい」とSNSに書き込んでおり、すでに結婚しているのでは? という臆測まで出ている。アルバムのタイトル「エヴァーモア」は永遠という意味であるだけに、かねて婚約が噂されていたアルウィンとのゴールインを予告しているとみるファンも多いようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)