【不調改善ストレッチ】誰もが簡単にできて気持ちイイ! 美人整体師・久嬢由起子が、首の疲れに効果的なセルフマッサージをご紹介します。

 首がお疲れの方って本当に多いですよね。コロナによるテレワークでパソコンを使う時間が増えたり、もともとここ数年のスマホの普及で、下を向く時間が多くなり、慢性的な痛みや凝りに悩まされている人が増加しているとか。

 そんな首の疲れは周囲の肩や目にも波及しますし、集中力の低下にもつながるので、しっかりケアしておきたいところ。足の裏でいえば、イラストのあたりが首と関係しています。違和感を感じるようなら疲れのサインかもしれません。

 では、どうやって解消するか。キーになるのは肩凝りのときにも登場した僧帽筋(そうぼうきん)。首から肩、背中にかけて広がっている筋肉なんですが、かなり大きいため、ピンポイントで押したりしても全体をほぐせないんです。そこで今回は指4本を使ってみ
ます。

 首の後ろの真ん中にぽこっと出ている骨があると思います。その両サイドに4本指を当て、ゆっくり指を前に滑らせていきましょう。指にはほどほどに力を入れて鎖骨までを押しなぞりながら、同時に顔は上に向けていきます。僧帽筋のかなりの部分をフォローでき、ほぐすことができるはずです。

 目安は1回8秒で、やってみると分かりますが、マッサージを受けているような気持ち良さ。一番のオススメは、お風呂の中でやることです。体が温まり、血行が良くなっている状態なので効果倍増。ちなみに中高年の方は、せっけんなどをつけて、洗いつつマッサージするのもいいかも。首回りには汚れやニオイがつきやすく、清潔にしておくことで加齢臭予防にもなりますよ。

 もちろん、お風呂以外の場所でもできますし、ハンドクリームを塗りながらでもOK。
ぜひ!

 ◆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。最新著書は「見るだけでやせる コア締めダイエット」。ネット番組「大川興業のインデペンデンス・デイ」に出演中。