NHKは13日、大みそか「紅白歌合戦」恒例の副音声実況トーク「紅白ウラトークチャンネル」の司会が昨年に続いて南海キャンディーズ・山里亮太(43)と渡辺直美(33)が担当すると発表した。

 山里は「本当にうれしいです!あの楽しさを昨年知ってしまい、またあの場所で紅白歌合戦を見たいという気持ちが爆発寸前でした」、渡辺は「うれしい…またウラトークに参加できるなんて本当にうれしいです。前回は山里さんと終始鳥肌立ちながら興奮爆発でお届けしました! 今回も紅白歌合戦を裏側から楽しく盛り上げていきたいと思います!」とコメントした。

 いまや多くの視聴者が楽しみにしている「ウラトークチャンネル」は、〝副音声を使ったちょっとゆるめの実況トーク〟をコンセプトに2014年にスタート。同年から4年連続でバナナマンが司会を務め、それこそ「ウラトーク=バナナマン」というイメージは強いだろう。

 ところが2018年、バナナマンからサンドウィッチマンと渡辺のコンビに変更になった。当然、この年もバナナマンが続けると思われただけに、驚きをもって受け止められた。「理由として挙げられているのは同年、日村勇紀にまさかの女性スキャンダルが持ち上がったから。15年以上前、未成年女性と年齢を知らずに付き合っていたと一部週刊誌に報じられた。すご~い昔の話であり、ほとんど誰も問題視しなかったが、NHKだけが〝過剰反応〟した」(お笑い関係者)

 ウラトークを育て上げたバナナマンは今年の大みそか、TBSに出演する。午後7時から約5時間にわたってグルメバラエティー番組「バナナマンのせっかくグルメ‼」のメインMCとして、紅白と〝ガチンコ勝負〟をするのだ。

「一年で最も注目される大みそかのゴールデンで冠番組とあって、バナナマンはめちゃくちゃ気合が入っています」(前同)。志半ばでウラトークを去ることになったバナナマンは、TBSの顔として「打倒紅白」を目指す。