元衆院議員でタレントに転身した上西小百合(37)が、賛否を呼んでいる菅義偉首相の「ガースーです」発言について、「私が『浪速のエリカ様、こと上西小百合です』って自己紹介するようなものですよ」とたとえて私見を述べた。

上西は14日、ツイッターで「ガースー案件が批判を受ける理由は2つ」と書き出し、「1つ目はコロナ禍で呑気すぎ、2つ目は自分で言うところダサいってこと」と分析。「人から“ガースー”って言われるのはいいけど自分で言うなんて安っぽいじゃん。私が『浪速のエリカ様、こと上西小百合です』って自己紹介するようなものですよ。想像しただけで鳥肌」とし、続くツイートでは「平時ならダサさ覚悟で言うのはありです。コロナ禍ではなしです」と批判した。

菅首相は11日、ニコニコ生放送の番組「菅義偉総理が国民の質問に答える生放送」に出演。ネットの反応を意識してか、冒頭で「みなさんこんにちは、ガースーです。よろしくお願い申し上げます」と笑いながら自己紹介した。首相は9月の自民党総裁選のネット討論会でも、ガースーと呼ばれることに「嫌な気は全然しない。公認だ」と述べていた。