アイドルグループ「NMB48」の村瀬紗英(23)が14日、大阪市のオリックス劇場で卒業コンサート「Happy Saepy Ending」を開催した。

 アンコールで村瀬は「今になってやっと、卒業することを肌で感じています」と現在の心境を明かすと、「2期生の初日公演は一番後ろの一番端っこで踊っていたし、初めて選抜メンバーに選ばれるまで4年かかったけど、今の自分に自信が持てるようになったのは、そばにいてくれる皆さんがいたからです。これから次の人生でもっともっと活躍していけるよう、まだまだ楽しませるので、これからもずっと私のそばにいてください」と9年のアイドル人生を振り返った。

 さらに、高校3年の時に亡くした最愛の母への思いを涙ながらに披露。

「お母さんは強くて芯があって美人で明るくて、いつまでもずっと私の一番のあこがれの人です。病院からもよくコンサートに来てくれて、私がどんどん前のポジションに行くたびに喜んでくれていました。今の活動もきっとそばで喜んでくれていると思います」。

 続けて「大好きなお母さん、お母さんがいなければ今、私はここにいないので、次の人生に踏み出すこの瞬間だけは、私にもステキなお母さんがいたんだよって知ってもらえたらうれしいなと思いました。みんなの自慢になれるよう紗英は頑張ります!」と感謝のメッセージを送った。