ロックミュージシャンの世良公則(65)が15日、ツイッターで「国民の借金問題」に言及した。

 政府は新型コロナ感染拡大を受けた追加の経済対策として事業費総額73兆円(財政支出が40兆円)の経済対策を閣議決定した。大規模な事業費であることに加え、財源の大半が国債であることから、メディアでは「国民の負担が増える」といった論調の報道が目立っている。

 世良は自民党の衆議院議員の安藤裕氏の「『限られた財源』とか『補償しても後で国民が増税で支払う』という書き込みが多い。そもそも税金は財源ではない」などとする投稿をリツイートした上で「『コロナ経済対策で、国の借金が過去最大』『国民の負担が増え国民一人あたり1千万円』等メディアが報道 良識のある経済学者や専門家が長年これは真実では無いと否定」と、国債と国民の借金を結びつける報道を批判した。

 続けて「しかし人々は池上彰氏が発する『国民負担説』を信じている 問題なのはこれを信じる多くの国会議員の存在だ」と嘆いた。