米映画「TENET テネット」(クリストファー・ノーラン監督)の配信が16日始まり、都内でイベントが行われた。

ゲストとして登壇した森崎ウィン(30)は「この映画を最初に見た時は迷路に迷い込んだような気がしました。1回では理解できなかった。何回も見たというメークさんやスタイリストさん…周りの人たちとの会話が弾みましたね」と明かした。

映画の題材となった「時間の逆行」については「あれが逆再生じゃなくて、実際の演技と知り、あの動きに感情をのせる演技は本当にたいへんだったと思います」と話し、壇上で逆行演技を再現するサービスも。「後ろ向きに動くのは怖い。本当にムズい」と苦笑いした。

スティーブン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」(18年)に出演した経験から「現場で間近にいても監督の頭の中はのぞけない。CGが多い作品だったので、僕の場合は監督からの指示通りに、あまり考えすぎないように演じました」と振り返った。イベントの最後には英語で「僕はいつでも出演の準備ができています」とノーラン監督への売り込みメッセージも。

21日午前4時からはファンからの質問にノーラン監督が答えるライブ配信が行われ、DVDとブルーレイは来年1月8日に発売される。