お笑いコンビ「ロザン」(宇治原史規=44、菅広文=44)が来年1月9日スタートの関西テレビ「ロザンのクイズの神様」(土曜午前10時33分、関西ローカル)に出演することが分かった。同局がこのほど発表した。

 過去2回、特番として放送されたクイズ番組のレギュラー化。芸能界の〝クイズ王〟こと宇治原に、〝クイズゲッター〟として街に繰り出した若手芸人たちが問題をつくって挑む。

 さらに、宇治原自らクイズの質をジャッジし、「良問」「愚問」「大バカ問」のいずれかに判定するという内容だ。

 菅は番組のレギュラー化について「見つかってしまったなっていう感じです。こっそり楽しくやっていたのにね」にニヤリ。「宇治原さんがクイズを答える番組はよくあるのですが、そこで出されたクイズがいいか悪いかなんていう番組はないですからね。そういう意味では革命的な番組だと思います」と絶賛した。

 一方、宇治原も「制作スタッフはしめしめと思っているのじゃないですか。クイズ制作の不備を僕が『大バカ問』の判定をすることでオッケーにできる。クイズ作りをする側が一番楽にできる画期的なシステムの番組ですね」と皮肉交じりにほめた。

 どんなクイズにも答えてしまう印象の宇治原。その理由について「菅さんのヒントが上手いから」と相方を持ち上げると、菅は「僕が出すヒントの良さにみんなは気づいていないと思います。僕はプロの〝ヒント師〟?〝ヒントの神様〟なんですね」と笑った。

 そんな〝ヒントの神様〟は、宇治原の苦手なクイズのジャンルについても指摘。「アニメや漫画のクイズは危ないと思いますね。いま話題の『鬼滅の刃』とか『炭治郎』と言っても、キョトンとして目を白黒させると思いますね」とバラすと、宇治原も「緑と黒やったら炭治郎? 緑と黒色の服を着ているキャラクターを聞かれたら答えられるけれど、顔だけ見せられてもわからないでしょうね」と弱点を認めた。