J1横浜FCは19日に横浜M(ニッパツ)と対戦し、3―1で勝利。最高の形で今季最終戦を締めくくった。

 前半9分にFW斉藤光毅(19)がペナルティーエリア右から中央に折り返すと、走り込んだDF志知孝明(26)が豪快なミドルシュートを決めて先制に成功した。同16分には、右CKのチャンスを獲得。キッカー・MF手塚康平(24)がゴール前にクロスを送り、こぼれ球をDF田代真一(32)が押し込んだ。

 対する横浜Mも同22分、FW前田大然(23)からペナルティーエリア左に送られたボールを、FWオナイウ阿道(25)が一度はポストに嫌われながらも執念で押し込み、1点差に迫る。

 後半に入ると、横浜Mペースで試合が進んだ。果敢に攻撃を仕掛ける中、同17分には、DF松原健(27)がペナルティーエリア手前からシュートを放ったものの、無情にもボールはポストを直撃。惜しくもゴールとはならなかった。

 すると、同28分に横浜FCは左CKからキッカー・手塚が左足でクロスを供給。混戦を制したFW瀬沼優司(30)が頭で合わせ、大きな3点目を奪取。試合を決定づけた。

 また、元日本代表FWのカズこと三浦知良(53)が、同45分から途中出場。ゴールこそならなかったが、自身が持つ最年長出場記録を53歳9か月23日に更新した。