NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の18日に放送された第15話の平均視聴率が17・8%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。 

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、岡安総出の組見の日に、女将のシズ(篠原涼子)に、延四郎(片岡松十郎)に会いに行くことを説得した千代(杉咲花)。そこには、千代のシズへの感謝の思いがあふれていた。組見当日、他のお茶子たちや、かめ、みつえとも協力しながら、大勢の芝居客の接待を目が回る程の忙しさの中でも滞りなくすすめていく。一方、待ち合わせ場所に立つシズ。その姿を見て、驚きを隠せない延四郎。20年の歳月を経て、2人の秘められた思いが交錯する。2人はお互いに感謝の気持ちを伝え、別れを告げる。その1カ月後、延四郎の訃報が届く。延四郎は重い病を患っており、悔いを残したくなかったのだ。

そして年が明け、千代は数えで18歳になり年季明けとなったが、これからも岡安でお茶子をしたいとシズに話す。そこへ、父テルヲ(トータス松本)が訪ねてくる。