演歌歌手中村美律子（70）が21日、大阪・新阪急ホテルでクリスマスディナーショーを行い、今月1日に授賞した「令和二年度文化庁長官表彰」をファンに報告した。

同17日に都内で開催の表彰式にはスケジュールの都合で出席できなかったが、授与された表彰状を手にして「表彰状をいただき実感がわいてきました。歌謡浪曲を長年歌ってきたことを認めてくださったということなので、一層うれしく思います」と話した。

来年はデビュー35周年の節目も迎える。「良い励みになります。そして、1日も早くコロナが収まるように願っています」と笑顔で話すと、会場からも大きな拍手が送られた。

この日のショーでは、最新曲「鬼の背中」をはじめ、代表曲「河内おとこ節」など11曲を熱唱。来年2月24日発売予定の新曲「あんずの夕陽に染まる街～ニューバージョン～」も披露して、盛り上げた。