俳優の京本政樹(61)が、インパルス・堤下敦の人気ユーチューブチャンネル「堤下食堂」に特別出演。堤下自慢の鍋料理に舌鼓を打った。

 堤下と京本との出会いは一昨年5月。里見浩太朗と京本が初共演した舞台「赤と黒 サムライ・魂」に堤下が出演したことがきっかけだった。「初めての舞台共演だったけど、堤下君は人間もいいし、何より気が合った」(京本)そうで、以来、お互いに連絡を取り合うようになったという。

「堤下食堂」は、堤下が店長に扮してさまざまなレシピや料理を紹介する内容で、昨年8月にスタート。堤下から直接オファーされた京本は、二つ返事で了承した。ただ、「どうせならエンターテインメント性のあるものにしたい」と提案したのが、自ら監督、出演して話題になっている三重・四日市のプロモーション映像「必見 四日市」のキャラクター〝四日市の翔〟での登場だった。

「ここ数年、テレビから娯楽時代劇が消えつつあり寂しく思っていました。そういった中で、娯楽時代劇の要素を残したものとして演じてきたのが、四日市のプロモーション映像に登場する〝四日市の翔〟でした。『必殺シリーズ』では〝組紐屋の竜〟だったんですが、合わせて新しいキャラクターにしたい」と京本は言う。

 今回は、その京本に合わせて、堤下も時代劇風のカツラをつけて登場。動画では〝四日市の翔〟に合わせて四日市の地場産業にもなっている「四日市萬古焼」の土鍋を使用し、ロケで行った際に秋田から取り寄せたという「比内地鶏」を使った鍋料理にチャレンジしている。

「スープは簡単にはできないので、鶏ガラを使って前夜に一日がかりで作りました。鍋は比内地鶏にネギ、白菜だけを入れたものにしています。特に、土鍋に萬古焼を使ったのは耐熱性に優れていて鍋料理には欠かせなかったからですが、タイミングよく四日市の翔さんに合わせることができた」と堤下。

 この堤下食堂のユーチューブは26日から公開される。