大相撲の武隈親方(34=元大関豪栄道)が23日、自身の結婚について言及した。今年1月の初場所限りで現役を引退した武隈親方は今月9日に日本相撲協会を通じて文書で結婚を発表。東京都出身の年下女性(名前、年齢は非公表)と5月24日に入籍し、11月1日には第一子の男児が誕生していたことを公表した。

 この日、武隈親方は東京・両国国技館の相撲教習所で行われた合同稽古後に報道陣の取材に応じ「聞かれるから発表した。この前も(出演した)ラジオで『独身ですか?』『一人暮らしですか?』って聞かれて。うそつくもんでもないから」と発表の理由を説明した。

 先月に誕生したばかりの長男については「1か月ぐらいで、11月末には(妻も息子も)家に帰ってきた。にぎやかですよ。(息子は)ほんまにオレ似。名前? 普通ですよ。〝豪〟は付きません」。現役時代のしこ名が「豪栄道」で本名の下の名前も「豪太郎」だが、愛息には別の名前を付けたことを明かした。