デビューしたのは〝夜のアイドル〟として――だった。元タレントで東京・歌舞伎町のバーに勤務する坂口杏里(29)が、20日にアイドルデビューイベントを開催すると発表していたが、実施しなかった。その代わり、新たにジョブチェンジしていたことが判明。次なる職業は…。

 歌舞伎町のバーに勤務している坂口は突然、11月21日にツイッターで「12/20アイドルやらせていただきます! トーク、ライブ、チェキ 場所時間等はまだきまっていないので、 夢だったアイドル活動、是非是非きてね」と呼びかけた。

 アイドルデビューするつもりのようだったが、今月20日が近づいても、それに関するアナウンスはない。

 本人は当日の20日、ツイッターで「18:00までやってるので 是非お待ちしてます 普段夜来れない方々 是非 朝昼夕飲み」と、いつものようにバー出勤を告知しただけ。アイドルデビューはしなかったようだ。

 だが、なんと!代わりにセクキャバデビューを飾っていた。23日夜、ツイッターで歌舞伎町のセクキャバ「SLOW」に「今日からちゃんと体入からの本入します」「是非遊びに来てねん」と報告したのだ。勤務中のバーも「掛け持ち」するが、セクキャバに「力を入れたい」と意気込んだ。

 セクキャバはセクシーキャバクラの略。「体入」は「体験入店」、「本入」は「本入店」の略で、22日にお試し出勤して23日から正式に在籍するようになったようだ。

「SLOWは、芸能関係者の来店も少なくなく、カリスマ的な支持を得るミュージシャンAや裸芸を得意とする芸人Bがひそかに通う人気店です」(歌舞伎町の黒服)

 せんえつながら本紙記者も〝お世話〟になったことがある。「杏里さんは知人のつてを頼って、出勤することになったようです。広告塔として稼働していくと思われます」(同)

 ただ、坂口はセクキャバをよく理解しないまま飛び込んだようだ。「杏里さんは〝夜の店〟を渡り歩いてきましたが、セクキャバは初めて。プレーはどこまでがOKでどこからがNGか分かっていないまま始めたみたいです」(坂口の知人)

 坂口は、国内で新型コロナウイルスの第3波が到来した今秋から、SNSを騒がせている。

 11月4日に、違法薬物を摂取していた疑惑がネット上で急浮上。かと思えば同10日に自身のツイッターで、イケメン男性との交際開始を報告した。のちにこれはウソだったことが分かっている。

 今月5日にはインスタライブで、10月に複数の男性から性的暴行を受けて妊娠した――と仰天の主張を展開。そして、アイドルデビューをなかったことにして、セクキャバデビューを果たした。年末のサラリーマンと同じように忙しいようだ。

「杏里さんはツイッターの更新に熱心で、炎上商法のようなツイートをすることもあります。本人はこの間も『やった! フォロワーが6万人を超えた!』と喜んでいましたから」(前出の知人)

 かねてSNSユーザーから指摘される通り、〝かまってちゃん〟であり、一連の騒ぎも確信犯と思われる。おかげで、ツイッターのフォロワーは6万3000人を抱えるまでになった。元気そうで何よりだ。