俳優の藤原竜也(38)が2日放送の「新春大売り出し!さんまのまんま」(カンテレ・フジテレビ系)に登場した。師匠と仰ぐ演出家・蜷川幸雄さん(享年80)との思い出を語った。

 10年間の同棲を経て、2013年に一般女性と結婚した藤原。16年には第1子が誕生し、公私ともに充実した時を過ごしている。

 藤原は結婚前に蜷川さんから「結婚しちゃダメだよっていう教育を受けていた」と告白。それが蜷川さんの娘で映画監督の実花氏の出産で一変したそうで「蜷川さんが『お前のところ子供まだなんか』『結婚しろよ。そろそろ結婚しろよ』って言ってきて、コロっと変わった。それまで結婚ダメだったんですけど、蜷川さんからOK貰って籍を入れさせてもらった」と結婚の舞台裏を明かした。

 一方で蜷川さんは藤原へ最後まで仕事に対する厳しい姿勢を貫いた。「お孫さんができてから、もっと厳しくなった。自分の場合はずっと地獄でした。最後の最後まで。蜷川さんから『死んでも死にきれない』って言われた」と吐露。それでも蜷川さんの指導について「14~15歳からこうした教育を受け続けてたので、割と今はラクですね」と〝蜷川チルドレン〟としての充実感を口にした。