J1横浜FCからベルギー2部ロンメルに完全移籍するFW斉藤光毅(19)が10日、欧州挑戦への意気込みを語った。

 渡欧前にオンラインで取材に応じた斉藤は「難しいことも起きると思うが、楽しみながら頑張りたい」と力を込め、今後の目標を明かした。

「1、2年後にはA代表に入って、欧州1部の強豪チームで活躍して、3、4年後くらいにはプレミアリーグの強豪チームで活躍したい。欧州チャンピオンズリーグの決勝に出て点を決めるというのが目標」と力強く〝将来設計〟を熱弁した。

 強い信念の裏には、横浜FCでともにプレーした大先輩のFW三浦知良(53)からの言葉がある。

「カズさんに行く前には、『チームが一つの木だとしたら、枝じゃなくて幹になるような存在になっていかなければいけない。使われるよりも使うような存在、自分主体のチームにできるような、実力、メンタリティーを持つように』と。これは忘れずに意識していこうと改めて感じた」とレジェンドからの金言を胸に夢を実現させる。

 慣れない海外生活のスタートとなるが「おさるのジョージのぬいぐるみを持ってきた。友達はすぐに作りたいけど(笑い)」と心強い〝相棒〟もおり不安はない。

 期待のドリブラーが欧州の舞台で大ブレークを狙う。