お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(29)とりんたろー。(34)が7日、司会を務めるニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に出演し、2度目の緊急事態宣言下でのメッセージの伝え方について語った。

 昨年春の緊急事態宣言時には星野源の「うちで踊ろう」をはじめ、芸能人から行動変容を訴えるメッセージが多数発進された。

 2度目の今回は状況が悪化しているにもかかわらず〝コロナ慣れ〟が叫ばれているだけに、兼近は「僕も『今こそやれよ』って思う」と指摘。その上で「でも、やっぱ芸能人の方々も働いてて、それをするに当たってのメリットがないというか。多分それをすることで『なになにが間違えてるよ』とか否定されることもすごく多くなるんですよね。普通に働けてる方々は出す必要がないんですよ」と代弁した。

 続けて「そういう意味ではメチャクチャ金もらえるとか、そういうメリットを出してあげたら、もしかしたら動き出すかもしんないですよね。なんかやっちゃうことで『損するんじゃないか』っていう意識が多分あるから、やらないのかなって感じがします」とコメント。前回に比べ発信することによるデメリットが大きくなったと指摘した。

 りんたろー。は「あの時はみんながおうちにいて、そのなかでおうちにいよう、家に帰ろうっていう風に発信すること自体がトレンドになってたのかな」と私見を述べた。