声優三石琴乃と日野聡が15日、都内で劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal(前編)」(今千秋監督)の舞台あいさつに出席した。

公開から1週間が経過し、三石は「決して最良の時期での公開とはいきませんでしたが…」と切り出し、「それでもたくさんのファンの方が劇場で見てくださっていると聞き、とてもうれしく思っています」と笑顔を見せた。

日野は冒頭、「夢はアーティスト!タイガーズ・アイ日野聡です」と人気キャラクターのタイガーズ・アイの声で高らかにあいさつし、盛り上げた。

すると三石が「初めて生で聞いたー!ごちそう様です」と感激した様子で手を合わせた。

妹がいるという日野は、学生時代から美少女戦士セーラームーンを見ていたといい、オーディションに合格した結果を聞いた時は「率直にうれしかったし驚きました。歓喜しました」と振り返った。

役を演じるに当たっては「セクシーさや、虎のどう猛さ」などを意識したという。

最後に三石は本作について「ちょっと元気じゃないな、とか、のびのびしたいなと思った時には感染対策を万全にしてぜひ彼女たちに会いに来てください」と呼び掛け「きっと勇気と元気をもらえると思います」と期待を込めた。

「美少女戦士セーラームーン」は、91年に「なかよし」で連載が開始され、92年にはテレビアニメの放送が始まった。少女漫画原作のきらびやかさに加え、神秘的で大人びたストーリーを描いて人気を集めているシリーズ。

本作は25年ぶりの劇場版作品で、後編は2月11日に公開。イベントは、無観客で開催され、豊永利行、蒼井翔太も出席した。