ボートレースまるがめの一般戦は17日、予選2日目を終了した。

 2日目メインの12Rはオール女子戦が組まれ、1号艇で断然人気を背負った大山千広(福岡=24)が差されて4着に敗れる波乱。敗れた大山は「(整備して)前半は悪くないと思ったけど、後半は良くなかったですね。出足がなかった。1マークは3艇に差されるなんて…」とポツリ。2日目終了時点で得点率は17位と苦戦しており、予選折り返しの3日目は9R6号艇の1走と正念場だ。それでも何とか立て直してファンの期待に応えたいところだ。

 一方、無傷の3連勝で突き進んでいるのが渡辺和将(岡山=30)だ。2日目8Rは4カドからコンマ07のトップスタートでまくり快勝。「スタートは途中からフルダッシュ。行き足が良くてスタートが届いている。いいエンジンなんでしょうね。ピット離れもいいので出ればコースは取りに行く」と胸を張った。

 その渡辺和を追いかけるのが3戦2勝の松村康太(福井=37)、岡崎恭裕(福岡=34)、藤崎小百合(福岡=37)とオール2連対の小野寺智洋(香川=43)。特に地元の小野寺は「手前の足がすごく良くなった。伸びもいいしバランスが取れて上位クラス。地元で久々に手応えがある」と上機嫌。3日目は4R4号艇、10R5号艇の2走だが、激走も十分ありそうだ。