タレントの室井佑月(50)が23日、ツイッターで日本の医療体制の矛盾を指摘した。

 自民党の石原伸晃元幹事長(63)が22日、新型コロナウイルスに感染したことが判明。無症状だったが即日入院した。不整脈などの持病があるためだが、前日の派閥総会への出席や、その後の会食といった行動と合わせて「特別待遇」「上級国民」と批判されている。

 室井はこの状況に「日本の医療のトリアージって、急を要する者からってことじゃないのかもね。となると、トリアージってヤバい。命に格差をつける、ってことになるんじゃないのかな?全国の公立病院を減らす、っていうのもそういう意味はあったよね」と治療の優先順位を決める「トリアージ」の運用に疑問の声を上げた。

 さらに「あたしは不整脈のほかに糖尿病も持っているから、具合悪くなったらあそこの病院へいくわ。検査して、すぐ入れてくれるんだよね? 忘れてないでおこう」と石原氏の入院を許可した病院を〝口撃〟。
 
 続けて「こっちは陽性で具合悪くなった状態なんだから、空きベッドない、っつーことはないわな。今ならあの人と交代してもらえるよね」と追い打ちをかけた。