ドイツ1部ドルトムントが今夏の移籍市場で放出を検討している〝販売リスト〟が判明した。

 英紙「デーリースター」は「8人の販売リストがあり、FWエーリングブラウト・ハーランド(20)、FWジェイドン・サンチョ(20)、MFジュード・ベリンガム(17)らが売りに出されている」と報じた。

 他のメンバーは、MFアクセル・ビツェル(32)、DFマヌエル・アカンジ(25)、MFマフムド・ダフード(25)、MFジョバンニ・レイナ(18)、DFラファエル・ゲレイロ(27)がリストに入っているという。

 チームの将来を担う若手がリストに入っているが、いずれもビッグクラブが獲得に熱心でドルトムント側は今後残留させるのは困難と判断。それならば〝売り時〟のうちに高額な移籍金で収入を得ようというわけだ。「現金を調達するためにスターを売る必要がある」と同紙が指摘するように、新型コロナ禍による財政難もあり、今夏の市場で〝スーパーセール〟を断行する方針だ。

 激しい争奪戦が展開されているハーランドをはじめ、いずれ劣らぬタレント揃いだけに欧州中のクラブからドルトムントにオファーが殺到しそうだ。