モデルの長谷川理恵(47)が19日、「アナフィラキシー啓発オンラインセミナー」に出席した。

 アナフィラキシーとは食べ物や薬、昆虫などのアレルギー原因物質(アレルゲン)に接触、体内摂取した際、数分から数十分の短い時間に全身に表れる激しい急性のアレルギー反応。長谷川は食物アレルギーを持つ子の母代表として参加した。

 長谷川の子供は、1歳のころに卵と牛乳のアレルギーが発症したという。「お医者さんに聞くのはもちろんですし、ママ友さん、お母さんたちと情報交換しています」と情報収集している。

 同席した昭和大学病院小児科の今井孝成教授は「ネットでも情報を知ることができますが、間違った情報を取らないことが大事です」と注意喚起した。

 長谷川も「もしもの時に備えて、正しい情報を得られる方法を知っておくことは大事ですね。ママ友でもネットの情報を拾って『うちの子はこうだったわよ』と言いますが、自分の子に当てはまるとは限らないので。薬を備えておくことも大事ですね」と話した。

 長谷川の子供は卵と牛乳に加えて、クルミアレルギーも表れたとのこと。「ミックスナッツを食べた時に、クルミの入った袋に反応して、ちょっとおかしいなと。直接食べたわけじゃないんですが。あと、クルミ柚餅子を食べて、唇がぶくぶく腫れてきたので。ちょっとの量でもせきをしたり、顔や全身が膨れ上がる症状が出て、怖かったです」

 最近では「自分でも『これ、卵入ってないよね?』と聞いてきたり。魚卵も一切食べないです」と子供自身も慎重になっていることを明かした。