ボートレース鳴門の「ヴィーナスシリーズ第22戦」は20日、予選最終日の4日目に突入する。

 荒れ水面続きの今シリーズだったが、19日=3日目は好天、上々のコンディションに恵まれ、落ち着いた水面の下、熱戦が展開された。

 伏兵・大橋栄里佳(38=福岡)が得点率5位と大健闘中だ。3日目4Rは1号艇ながら2着に敗れてしまったが、後半8Rは3コースから内2艇をひとまくり。前半戦の悔しさを晴らした。「(勝てた8Rは)展開が良かったです。1Mであんなに思い切ったターンしたのは久しぶりですね」と笑顔がはじけた。

 肝心な舟足も「3日目は今井(裕梨、36=群馬)さんに、プロペラ調整のアドバイスをもらって良くなりました。調整に反応しているし、スムーズに回れるようになった。エンジンは良さそうです」と手応えを感じている。

 近況は7節前の昨年10月・多摩川オールレディースでの優出(6着)以来、予選落ちが続いており、「リズムはあまり良くないですね。ただ、今回はエンジンがいいので頑張りたい。あとはスタートが遅いので、そこに集中します」と力コブ。

 準優勝戦での好枠取りに向けて、20日の4日目は6R4号艇、12R5号艇の2走も、“快走”するつもりだ。