俳優柳楽優弥(30)が19日、映画「ターコイズの空の下で」(KENTARO監督、26日公開)の先行プレミアム上映会に出席した。

この日、松田龍平(37)が劇場に来ていたといい柳楽は冒頭、「後ろに松田龍平さんが来てくれていて、それに今ちょっと感動しちゃってるんですけど、すみません。今日はよろしくお願い致します」とあたふたした様子であいさつ。

資産家の祖父を持ち、東京で自堕落でぜいたく三昧の暮らしを送る青年タケシ(柳楽)が突然モンゴルに送り込まれるというストーリー。目的は第2次世界大戦が終わり、モンゴルで捕虜生活を送った祖父と現地の女性の間に生まれ、生き別れとなった娘を探す。馬泥棒のモンゴル人アムラと出会い、果てしなく広がる青い空の下、言葉も通じない、価値観も異なる2人の詩的でユーモラスな旅を描いたロードムービーだ。

柳楽にとっては初の海外合作主演映画だ。フランス、モンゴル、日本の合作について「すごくひかれた」といい「一体どんな現場なのかと興味がわいて参加させていただいた」と振り返った。

撮影では、3週間モンゴルでゲル生活を送ったという。「ネズミとかがカップ麺食べちゃったりもしたけど満点の星空でなんも文句なし。本当に最高でした」と笑顔で話した。

女優サヘル・ローズ(35)、KENTARO監督も出席した。