【春待ちストレッチ】これでストレスも発散しちゃいましょう! 美人整体師・久嬢由起子がコロナ明けに困らないためのストレッチを紹介する当コーナー。運動機能だけではなく、精神面もフォローしますよ。

 自粛には、まだまだ終わりが見えません。もちろんみんなでコロナと闘っていかなければならないんですが、「家にいなきゃ…」という気持ちは、知らず知らずにストレスになっています。「早く気兼ねなく外出できるようになりたい!」「外に出してくれー!」。今回は、そんな叫びとともにやってみたいストレッチです。

 まず、家の壁(ドアなどでもOK)に向かって立ち、軽くヒザを曲げて中腰になります。次に片手を壁につけ、そちら側の脚を前に出し、逆の手で壁を叩くような動きをするんです。手を傷めますし、家族やご近所の迷惑になってしまいますから本当に叩いちゃダメですよ。叩くような動きで拳を壁にタッチする…って感じです。

 タッチするときの腕の動きが大事で、ヒジを90度程度曲げて(拳を上に)、しっかり体の後ろ側に引くのがポイント。鎖骨周りをしっかり伸ばすことができるので、肩凝り解消につながります。腕や背中のストレッチにもなるんです。8回タッチしたら逆の腕でもやってみましょう。

 中腰になることで太ももをはじめとした下半身の強化にもなります。肩凝りも、足腰の筋力低下も、家に閉じこもっていると悪化するばかり。この運動でケアしておくといいですよ。

 最初に言いましたが、心の中で「なんで外出できないんだよー!」「出してくれー!」なんて叫ぶと、ちょっぴりスッキリします。ストレス解消にもなるのでぜひ!

 ◆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。最新著書は「見るだけでやせる コア締めダイエット」。ネット番組「大川興業のインデペンデンス・デイ」に出演中。