アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」で涼宮ハルヒ役などで知られる声優で女優の平野綾が、ソロ歌手としてデビュー15周年を迎え、苦労を振り返るとともに「表現者としてとても幸せです」と思いをつづった。

平野は10日、インスタグラムを更新し、「3月8日でソロデビューから15年が経ちました」と報告。「ドラマの主題歌を歌わせていただいたのは13歳の時。そこからアイドルユニットでもデビューし、その後声優としてソロデビュー。初めてCDをリリースしてから、20年が経ちます」と経歴を記し、「歌は好きでも上手く歌えず、おまけに自分の声にコンプレックスがあったあの頃の自分に、長年努力し続けたらこんなに自由に…心から音楽を楽しめるようになったよ!と伝えたいです」と、歌手デビュー当時を振り返った。

「まだ自分が何者なのか模索している頃に、”これが平野綾である"と打ち出すのは物凄く怖かったし勇気のいることだったけれど、あの頃伝えたかったことは全部歌に乗せて伝えられたから十分満足しています。あの頃にしかできなかった表現を作品として残すことができたのが、表現者としてとても幸せです」と、しみじみ。「20年間ありがとう。そしてこれからも宜しくお願い致します」と感謝の言葉をつづった。