演歌歌手・丘みどり(36)が15日、神奈川・横浜市の「横浜・八景島シーパラダイス」で日本最大級の巨大立体迷路に初挑戦した。

 17日に新曲「明日へのメロディ」をリリースする丘。新曲が、さまよい続けながらも明日を見いだそうとする人間の姿を描いた作品であることから、同迷路を抜け出し、希望のわだちを見つけ、ヒットへの意欲を燃やしたいとして挑戦した。

「デッ海」と名づけられた巨大立体迷路で、スタートからゴールまで平均時間が60分かかるところを、丘は初めてにもかかわらず51分で見事クリア。「平均時間より早くゴールができてうれしかった」と笑顔を見せ、「昨年から(新型コロナウイルスの影響で)生活が変わる中でいろんなことがありましたが、立ち止まらないことが大事だというのは今回のアトラクションの挑戦と同じで、迷路は難しかったですがゴールはできたので、歩みを止めないということの大切さを再認識しました」と語った。
 
 新曲については「何に負けても、誰に傷つけられても自分にだけは負けずに、強く一歩を踏み出したいという曲です。私にとって昨年は悔しい1年だったので、そんな悔しかった思いとかをぶつけながら、でも私は負けずに明日への一歩を踏み出したいという気持ちで歌っています」。

 昨年は15周年の節目の年だったが、コンサートも100公演以上予定していたが、すべて中止。「年末の紅白も出場できないという悔しい1年でしたので、今回の新曲と自分が重なる部分が多いですね。いままでの曲は、困難であろうと物語の中で歌いながら演じていたのですが、今回は等身大の曲なので、ありのままの自分をさらけ出しながら歌っています」と意気込みを語った。