3月11日に放送されたTBS系「音楽の日」で8年ぶりの復活を遂げたFUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤とモン吉が、2人での活動を再開することを発表した。

 9日に同番組での一夜限りの復活が発表されてから各メディアはもちろん、SNSでは「ファンモン」がトレンド入りを続けた。11日の生出演ではSNSのトレンドはもちろん瞬間最高視聴率も獲得。全国各地からの反響も非常に多く、放送以降も話題をさらった。
 
 加藤とモン吉、DJケミカルの3人は11日に向け、メンバー3人でのリハーサルを重ねていった。その中、加藤とモン吉の2人となっても一緒に歌っていきたいという思いが強くなり、DJケミカルからも2人の気持ちを「快く応援する」という言葉をもらっていたという。

 さらに番組出演によって、改めて多くの声援や再活動を望む声があったことで、ソロ活動に加え、加藤とモン吉の2人でファンモンを歌いつないでいくという決断をしたという。
 
 また、2人での活動にあたりグループ名は、初心に帰るという意味合いを含め、メジャーデビュー前、DJケミカルの加入前に使用していた「FUNKY MONKEY BABY’S」から、画数の良い「FUNKY MONKEY BΛBY’S(読み:ファンキーモンキーベイビーズ)」へ表記を変更することも発表した。2013年、人気絶頂の中での解散から8年、21年に全国からの大きな声援に背中を押され、新たなファンモンがスタートする。

 今回の決断に加藤は「心の奥のほうにずっとしまい込んでいた大切な思い出が、3月11日に解き放たれて、現在進行形の強い思いとなりました。もう隠しません。そのまま、自分の気持ちのまま、モン吉と2人で歌ってみようと思います。ソロとしてのファンキー加藤を、そしてグループとしてのファンモンを、引き続きよろしくお願い致します」とコメント。

 モン吉は「2021年、風の時代突入とともに、改めてファンキーモンキーベイビーズを始めさせてもらいます◎ 皆さんよろしくです◎ 今は良い曲作って、良いLIVEをしていけたらな~っとザックリ考えているのと、ファンちゃんとファンキーモンキーベイビーズを始められる喜びと、ケミちゃんが後ろにいない寂しさとで、なんだか不思議な気持ちというのが正直なところです◎ 新しいDJに関してはこれから考えていけたらな~っと思ってます◎」とコメントしている。

 また、DJケミカルは「解散以来、久しぶりのリハーサルで2人の歌を聴いて、改めて良いなとしみじみ感じました。人生にはそれぞれ与えられた役目があると思います。僕は精神世界の探求であり、2人はやっぱり歌を届けることだと思います。僕のことを気にかけて2人で歌っていくことをちゅうちょしていたと思いますが、ぜひファンモンの歌で日本中、世界中に前向きな力を与えてほしいとお願いしました。楽しみにしています!」と2人を応援している。