11日に放送されたTBS系「音楽の日」で、8年ぶりに再結成を果たした、FUNKY MONKEY BABYSが、ファンキー加藤(42)モン吉(42)の2人で「FUNKY MONKEY BΛBY’S」として活動を再開することが15日、分かった。DJケミカル(38)は合流せず、これまで通り家業の住職を続ける。

再結成のきっかけは、「音楽の日」への出演だった。リハーサルを重ねていく中、2人になっても一緒に歌っていきたいという思いが強くなり、DJケミカルからも、2人の気持ちを「快く応援する」という声を掛けられたという。

ファンキー加藤は「心の奥のほうにずっとしまい込んでいた大切な思い出が、3月11日に解き放たれて、現在進行形の強い想いとなりました。もう隠しません。そのまま、自分の気持ちのまま、モン吉と2人で歌ってみようと思います。ソロとしてのファンキー加藤を、そしてグループとしてのファンモンを、引き続きよろしくお願い致します」と、呼び掛けた。

モン吉は「2021年、風の時代突入とともに、改めてファンキーモンキーベイビーズをはじめさせてもらいます。皆さんよろしくです。今は良い曲作って、良いLIVEをして行けたらな~とザックリ考えているのと、ファンちゃんとファンキーモンキーベイビーズを始められる喜びと、ケミちゃんが後ろにいない寂しさとで、なんだか不思議な気持ちというのが正直なところです」。

そして「新しいDJに関してはこれから考えていけたらな~と思ってます。なにはともあれ新生ファンキーモンキーベイビーズこと、FUNKY MONKEY BΛBY’Sをよろしくお願いします~」とコメントした。

DJケミカルは「解散以来、久しぶりのリハーサルで2人の歌を聴いて、改めて良いなとしみじみ感じました。人生にはそれぞれ与えられた役目があると思います。僕は精神世界の探求であり、2人はやっぱり歌を届ける事だと思います。僕の事を気にかけて2人で歌っていく事をちゅうちょしていたと思いますが、是非ファンモンの歌で日本中、世界中に前向きな力を与えて欲しいとお願いしました。楽しみにしています!」と、応援のコメントを送った。

同グループは04年に結成され、数々の名曲を送り出したが、DJケミカルが家業を継ぐため、13年に惜しまれつつも解散した。

2人での活動にあたり、初心に帰るという意味を込め、メジャーデビュー前に2人で活動していた「FUNKY MONKEY BABY’S」から、画数の良い「FUNKY MONKEY BΛBY’S」に。関係者によると、今後も2人で「FUNKY MONKEY BABYS」の楽曲を歌いつないでいくという。