J1神戸に所属していたトルコ1部アンタルヤスポルの元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(35)が今夏の退団を示唆したとドイツ誌「キッカー」が報じた。

 ドイツ代表の元10番は同国1部ケルンやバイエルン・ミュンヘン、イングランド・プレミアリーグのアーセナル、イタリア1部インテルなどビッグクラブでもプレーした。2017年にJ1神戸入りし、チームの躍進に貢献。20年からアンタルヤスポルに所属しているが、昨年12月以降はスタメン落ちが続いている。

 同誌は「彼はトルコの第1ディビジョンクラブであるアンタルヤスポルでの将来を見ていない」とし、ポドルスキがトルコメディア「ファナティック」に対し「今のところ、契約満了後の夏に退団する」と語ったと報道。その上で「彼はキャリアを続けたいと思っている」と現役引退を否定したと伝えた。

 今後については、アイスホッケー選手への転身を示唆したこともあったが、現役を続ける方針とあって他クラブへの移籍が濃厚だ。かねてドイツ1部の古巣ケルン入りを熱望する一方で、昨年5月には、英紙「メトロ」で「日本でも何かできるかもしれない」と、Jリーグ復帰にも言及しており、再び日本で活躍する可能性もありそうだ。