18日に放送された上川隆也主演のテレビ朝日系ドラマ「遺留捜査」(木曜午後8時)最終話の平均視聴率(関東地区)が11・2%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は11・6%、第2話は11・0%、第3話は12・9%、第4話は12・4%、第5話は12・2%、第6話は11・6%、第7話は12・1%、第8話は11・5%、第9話は11・8%だった。

遺留品に込められたメッセージを手掛かりに、上川演じる風変わりな刑事・糸村聡が事件を解決していく人気シリーズの最新作。11年に誕生し、今年10周年を迎えた。共演は栗山千明、永井大、戸塚純貴、宮崎香蓮、甲本雅裕、戸田恵子。

家出人探し専門の私立探偵・西野伸太郎(片桐仁)が、事務所で刺殺体となって見つかる。臨場した聡は、サイドボードにあった花瓶の中から人間の頭蓋骨の一部を発見して仰天する。科捜研研究員・村木繁(甲本)の鑑定によると、江戸時代後期のものと分かる。

第1発見者はテレビ局のプロデューサーで、先日情報番組で西野を取り上げたところ、放送後に「西野は金だけ受け取って家出人探しをしていない詐欺師だ」と匿名の告発メールが届いたため、確認に来たという。

依頼人とのトラブルが疑われる中、西野が死の直前まで請け負っていた5件の依頼者を当たってみることに。まず依頼人の1人、考古学教授の大山国広(モロ師岡)のもとを訪ねる。