ロックミュージシャンの世良公則(65)が19日、ツイッターで国内コロナ感染者の国籍未公表に疑問の声を上げた。

 世良は参議院議員の大塚耕平氏(61)のツイートを引用。そこには「2月入国者34,751人、うち外国人39・8%、2月空港検疫における陽性者の外国人比率62・2%」との記述があった。

 世良は「国会議員にはこの事実を認識して頂きたい 緊急事態宣言によって国民は自粛 特段の理由により入国は続く 水際対策の徹底なくして収束は見込めないのでは」と指摘。「未だ国内の陽性者の国籍に関しては問診票に国籍欄が無いという理由で数、国名が公表されない これは差別では無く感染に関して必要な資料となる」と国内陽性者の外国人比率公開の必要性を強調した。

 また「全ての入国者に対しスマートフォン向けアプリの利用を求め原則として1日1回ビデオ通話で状況を確認する他3日以上連絡が取れない場合民間の警備会社などが所在を確認する」という現在の日本の水際対策を紹介し、「コロナ禍1年が経過 海外からの変異株が国会でも問題視されている それにも拘らずこのレベルだ」と厳しい視線を向けた。