ボートレース大村の発祥地ナイターGⅢ「オールレディース 第15回蛭子能収杯」は21日、予選2日目を迎える。

 インコースが圧倒的に有利と言われる当地。さすがに初日から「逃げ」決着が8本と〝らしさ〟が存分に発揮された。ベテラン新田芳美(51=徳島)もその流れを外さずに、初日5Rの1号艇=イン戦をキッチリと逃げ切り快勝した。

 レース後は「少しプロペラの回転を上げたくらい。1Mでは(スピードを)落とし過ぎたけど、レバーを握った時の反応は良かった。足は悪くないし、機率の32%を考えれば、エンジンは動いている。微調整でいけそう。あとは競り合った時にどうか」と、上々の手応えに頬を緩めた。

 予選2日目は3R5号艇と、11R2号艇での出走となるが、差し技は得意な〝さばき巧者〟だけに、ここで大きくポイントアップができれば、中盤戦以降もシリーズを優位に運べそうだ。