女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれた、女優浪花千栄子をモデルにしたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)。千代(杉咲花)と夫で座長の天海一平(成田凌)率いる鶴亀家庭劇は、愛国ものの芝居を続けていましたが、客の不入りが続いていました。太平洋戦争が始まり、戦況は悪くなる一方です。庶民の暮らしも厳しくなり、ついに、幼なじみの福助(井上拓哉)に赤紙が来て招集されることに。福助から、妻のみつえ(東野絢香)と息子の一福のことを託された千代と一平。果たして、どんな行動にでるのでしょうか。次回のあらすじを紹介します。

昭和16年の暮れに始まったアメリカとの戦争は、はじめは大勝利で沸くも戦況は大きく変わっていた。昭和19年1月、鶴亀家庭劇は相変わらず愛国ものの芝居を続けていたが、客の不入りが続いていた。一方、福富楽器店は、敵国の音楽であるジャズのレコードの販売が禁止され、店内は軍歌一色となり、様変わりしていた。そんなある日、千代と一平の家に幼なじみの福助があるものを持って訪ねてくる。