ハロー! プロジェクト所属のアイドルグループ「モーニング娘。’21」(リーダー・譜久村聖=24)ら、全グループが勢ぞろいするフェス「Hello! Project ひなフェス 2021」の「モーニング娘。’21 プレミアム」が28日に千葉県の幕張メッセで開催された。

 同フェスはハロプロに所属する全グループ&研修生が出演する春恒例のコンサート。全4回、2万人動員公演のラストはモー娘が中心となって出演した。観客は着席で、ソーシャルディスタンスを保ち、歓声を上げずに拍手のみで応援した。

 オープニングはモー娘が新曲「ギューされたいだけなのに」でスタート。その後は後輩グループのBEYOOOOONDSが曲「こんなハズジャナカッタ―!」、つばきファクトリーが曲「笑って」など、Juice=Juiceは4月28日に発売予定の新シングルから、シュガー・ベイブのカバー曲「DOWNTOWN」。

 ほかにも歌手の山崎あおいが作詞作曲した「好きって言ってよ」などを歌った。アンジュルムはリーダー・竹内朱莉がトークで会場を盛り上げ、「臥薪嘗胆」などヒット曲を披露した。

 後半戦は再びモー娘が登場し、人気曲「The 摩天楼ショー」から新曲「純情エビデンス」、「ナルシスかまってちゃん協奏曲第5番」、「わがまま 気のまま 愛のジョーク」とたたみかけた。

 最後はハロプロ全メンバーが揃って、モー娘の「Be Alive」で締めくくった。

 ハロプロメンバーを代表して譜久村は「昨年末から3ヶ月ぶりぐらいに、またハロー! プロジェクトで集まってライブをしたんですけど、360度のステージで『あー、ひなフェスやってるな』て感じがしてとても楽しかったです!」とコメント。

 さらに会場内での出し物にも触れ「石田亜佑美の『石田のパン』や、ピザーラさんにハロー!プロジェクトを意識して作ってもらった『春のハローピザ』だったりと、少なくとも春を感じて頂けるようなイベントを開催できてとても楽しかったです。来年はもっと大きなイベントにしたいです」と前を見据えた。