星野源(40)が、川口春奈(26)主演のTBS系ドラマ「着飾る恋には理由があって」(4月20日スタート、火曜午後10時)の主題歌を担当することが29日、分かった。

星野がテレビドラマの主題歌を担当するのは、18年のNHK連続テレビ小説「半分、青い」以来3年ぶり。同局系ドラマに限ると、16年10月期の「逃げるは恥だが役に立つ」以来5年ぶり。当時、主題歌「恋」は「恋ダンス」とともに社会現象を巻き起こす大ヒットとなった。

星野は「とにもかくにもキュンということで、ラブソングを書いています。恋愛というものにまっすぐ向き合いつつ、キスにも、涙にも似合う曲が作れたらと思っています」と意気込んでいる。

同作は、川口や横浜流星(24)を中心に、価値観の違う人々がひとつ屋根の下でさまざまな恋を繰り広げる“うちキュン”ラブストーリー。星野が主演した昨年放送の同局系ドラマ「MIU404」の新井順子プロデューサー、塚原あゆ子監督がタッグを組む。

星野は「以前ご一緒した、新井さん・塚原さんチームとまた仕事ができてうれしく思うと同時に、川口さんや横浜さんをはじめとしたキャストの皆さんの物語にこの音が響くと思うとワクワクします。あと、(作中に出てくる犬の)“こうじ”が楽しみです」とコメントしている。

新井プロデューサーはこの作品の企画を練っていた際に、星野の配信ライブを見たという。「いろいろな制限があるなか、家でライブを楽しめ、癒やされ、元気をもらいました。その時に、まだ企画書もないけど主題歌は星野さんにラブソングをお願いしよう!と心に決めました」と起用理由を明かした。

「俳優・星野源さんとは『MIU404』でご一緒させていただきました。今回、アーティスト・星野源さんとは初めてなので、初共演のような新たな気持ちで一緒に作品を作りたいと思っています」と続けた。

楽曲を聴いたといい「とても心が洗われました。心が優しく温かい気持ちになれる曲になると思いますので、ドラマとともにお楽しみください!」と呼び掛けた。

作中で、川口は、キレイに着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・真柴くるみ役を演じる。価値観の違う人々とルームシェアをしながら恋をし、友情を深めたりしながら、自分らしく生きる姿が描かれる。また、横浜が主人公・真柴のルームシェアメンバーで“ミニマリスト男”の藤野駿役を演じる。向井理、乃木坂46山下美月、関ジャニ∞丸山隆平、夏川結衣、中村アン、高橋文哉らも出演する。