ダウンタウン・浜田雅功が３０日深夜にＭＢＳで放送された「ごぶごぶ」に出演。お笑いコンビのキャイーン・ウド鈴木が、恩人だと言う吉本新喜劇の未知やすえに感謝を伝えるために、東京のスタジオにいる浜田、ウドと、大阪の未知を中継でつないだ。

　ウドは、以前「爆笑！ふれあいコメディ　こちらかきくけ公園前（２００９～１０年）」の公開収録で未知と共演した際、緊張で動けなくなっていたところを助けられたという。

　「『ウドちゃん緊張してんの？大丈夫やから』と言って、『ほら、もうこっち』って言って手をつないでくださって」とウド。立ち位置までウドの手をとり誘導した未知は、その後も「大丈夫やからな、頑張ってやればええねん」「麦茶でも飲みよし」「ほれ、飴ちゃんでも舐めて」と、ウドを励まし続けたという。

　そんな未知へ、ウドがマッサージ器などをプレゼント。さらに最後に「叱ってください！僕のことを！」と、未知お得意のキレ芸をリクエストした。ウドが恐縮しながらも、「綺麗すぎるよ、この『白豚』！」とキーワードを発すると、それまでにこやかだった未知のスイッチがオン。「何年同じようなスタイルしとんねん。髪型変えるとか、もっとシャキッとせえ！ええ年こきやがってアホンダラ、ボケェ！」と怒声を上げた。

　さらにヒートアップした未知は「おい、横でヘラヘラ笑ってるだけの浜田！口先だけでねえさん言いやがって。敬え、もっと！」と矛先を浜田へ。実は、浜田と未知は同じ年だが、芸歴は未知の方が先輩。そのため「ねえさんと呼ばなアカン」ので「やりにくい」と浜田はボヤいていた。

　「たまには大阪来たらごはん奢るとかよう、お前若い時ごはん奢ったったのう、ワシ？」とキレキレの未知に「そうですね、そうです」と思わず背を正しペコペコと頭を下げる浜田。

　しかし、そこはさすが浜田で「本当にありがとうございましたー！」と勝手に中継を締めにかかり、「何終わっとんじゃボケ！最後までやらせろ」と怒り狂う未知を放置して強引に中継を終了させた。