西武・中村剛也内野手(37)が2日のソフトバンク戦(ペイペイ)で今季1号となる3ランを放った。

 お待ちかねの一発は3回、3番・森の適時打で1点を先制し、なおも一死一、二塁の好機で迎えた第2打席だった。

 2回まで無安打投球を続けていた相手先発・石川がこの回、3連打で1点を失い平常心を失いかけた初球。甘く入ってきた135キロスライダーを、中村は見逃さず力感のないスイングで一閃した。

 打球は軽々と左翼上空へと舞い上がりスタンド中段に着弾。左太もも裏の肉離れで山川が離脱し、今季初の4番に座った実力者が放った1号3ランは通算425本目のアーチとなった。