ビートたけし(74)が3日、レギュラーを務めるTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に出演し、先月24日に死去した俳優田中邦衛さんを悼んだ。

たけしは田中さんと映画「夜叉」(85年、降旗康男監督)や「ほしをつぐもの」(90年、小水一男監督)で共演。

その中で、映画「夜叉」の撮影時、同作に主演した高倉健さんと、田中さんの驚きのエピソードを披露した。

「オレがラジオで『役者は漫才出来ないだろ。オレは漫才師でも役者出来るぞ』って言ったら、健さんが邦衛さんに電話して『漫才やろうか』って2人で喫茶店で待ち合わせしたんだって。で、やってみようと思ったんだけど、お互い無口で、ずっと黙ってたんだって」と笑って明かした。

「邦衛さんがオレに言ったんだよ。『健さんがホントにやる気になったんだよ、漫才。2人で会ったけど、全然出来なかった』って」と田中さんが教えてくれたと懐かしそうに振り返った。