4日に急性リンパ腫のため95歳で亡くなった橋田壽賀子さんの訃報を受け、女優の中田喜子(67)が所属事務所を通じて、追悼コメントを発表した。

 中田は、橋田さんが手掛けたヒットドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)で、岡倉家の三女・文子を演じた。また橋田さんの自伝小説をドラマ化したNHKの朝ドラ「春よ、来い」(1994~95年)では、体調不良により降板した安田成美に代わって、途中からヒロインを務めた。

「橋田先生の作品に初めて出演させていただきましたのが、25才の時でした。それから40年以上、先生が生み出す人間味あふれるドラマに出演させていただきました。いつも力強い声でお話なさる先生にもうお会い出来なくなるとは、今も信じられません。心よりご冥福をお祈り致します。合掌」